野川まなび館は、長井ダム建設工事のインフォメーションセンター（広報施設）として建設されました。役割は、ダム建設現場の案内、災害の歴史、野川の歴史、自然環境、ダムの役割などの説明や交流の場、学習の場、流域交流の場、地域の活性化を図ることを目的に設置され活用してきました。

「水のまち長井」を代表する湖、長井ダムながい百秋湖を水陸両用バスで遊覧します。道の駅「川のみなと長井」をバスとして出発し、ながい百秋湖を船として遊覧する1時間15分間のコース。 バスに乗車したまま湖面に入水する「ザブ〜ン」体験は、迫力満点！遊覧中の水面に映る美しい新緑と水しぶきも癒し効果抜群。

秋が深まる紅葉時期、長井ダムながい百秋湖を遊覧船で巡ります。45分間かけて湖を一周する秋季時期限定のコース。湖面に映る美しい紅葉と、山肌を染めあげるダイナミックな秋色景色を間近で鑑賞できます。まだ手つかずの、ながい百秋湖の圧倒的な紅葉は、見る人に深い感動を与えてくれます。

ながい百秋湖の上流部に「三淵（みふち）」と呼ばれる深い渓谷があり、ボートツーリングツアーを行っています。三淵渓谷は、川幅3〜5ｍと非常に狭く、高さ50ｍを超える断崖絶壁が約250ｍ続きます。この場所は、ボートのみでしか行くことができない場所になっています。ダム湖上流部の四季折々の風景と秘境をめぐる人気ツアーです。

朝日山地南端にある熊野山は、登りやすく豊富な展望が楽しめる山です。道照寺平スキー場のゲレンデから登り始め、ダムと同じくらいの標高から登山道へ。立派な御神木のある熊野神社からは野川と散居集落の眺めが良く、田植えの時期に朝日が水面に反射する様子は絶景。尾根筋の展望台からは長井ダムと祝瓶山の景色が見事で、山頂からは置賜盆地を一望できます。

長井ダム方面の道路を進むと最初に市営道照寺平スキー場があります。このスキー場は、長井ダム本体工事の際に掘削した土砂で拡幅された所で、広さ約5ヘクタールの広いゲレンデと初心者から上級者まで楽しめるコースがあります。スキー場のヒュッテは、スキー場運営期間以外は、貸し出しもしています。

長井ダムの水源を守る21 世紀不伐の森として、市民が森林の再生に取り組み、緑と水を後世に残す取り組みを行う場所として、今も毎年、6 月下旬に植樹活動が行われています。展望所には、平野地区で設置したこの風景をいつまでも残そうという碑があり、水源の森を守る意思が刻まれています。この場所からは、朝日連峰を見ることができ、大朝日〜平岩山〜大玉山〜祝瓶山が一望できます。

10月末に「ながい百秋湖」まつりが開催されます。
この時は、ダム内部も見学できるツアーがあり、夜は色鮮やかなダム堤体のライトアップが行われます。
夜の幻想的なダムをご覧いただけます。